【号外!】決勝トーナメント1回戦でパラグアイvs日本が実現!!06/26UP
在パラグアイの重野邦四郎です。
嫌な予感が的中し実現しちゃいました。決勝トーナメント1回戦で日本がパラグアイと対戦します。本田圭佑選手じゃないですが、この対戦をパラグアイで迎えられるなんて自分は何か持っているのでしょうか?(笑)。
さて、この試合ですが、日本は今まで通りで十分勝機はあると思います。
対策としては、先ずDFですがサンタクルスの動きばかりに気を取られない事です。
やはり知名度も抜群にあるエースですが、今大会は本職では無いトップ下での出場になってます。ここまで無得点ですが、彼の所にボールが行くと一旦落ち着きそこから攻撃が展開されるシーンがこの3試合で沢山見受けられました。逆に言うと彼経由でない場合はパラグアイの攻撃が単調になりがちです。
中盤については、ボールキープ率をもう少し上げる事。
オランダ戦で見受けられたDFラインからの無駄な敵陣深く蹴りこむクリアー、あれを近場のフリーな選手、あるいは長谷部、遠藤にきっちり繋ぐ事が出来れば相手にとって嫌なゲームになると思います。
FWについては、本田圭佑が無理に前線や中盤ラインまで下がった時に、ボールをどれだけしっかり味方に繋ぐ事が出来るかだと思います。
パラグアイのDFはジーコジャパン時代に良く耳にしたマリーシア(ずる賢さ)を持っています。それにまともに向かっていったら簡単に潰される可能性が高くなります。となると、前線でのボールキープ率は低下し、サイドの松井、大久保の上がりを活かせず攻撃を形成しにくくなり、受身の試合になってしまう事になりかねないのです。
潰される前に、本田からビルトアップした選手にしっかりボールの受け渡しが出来れば、日本の今迄通りの試合を展開する事が出来ると思います。
一方パラグアイですが、日本を非常に警戒しています。ネガティブな報道しかされていません。
何を怖がってるかというと日本の速さ、機敏性、一貫性(連動性)です。
その中でも突出してるのが速さ。これはただ単に走る速さも含まれています。機敏性も恐怖心をあたえています。あの動きをする国は南米には無いのでパラグアイにとっては非常にやり辛いはずです。
そして今大会パラグアイのチームに目立っているのが簡単なパスミス。
雑パスとでも言いましょうか、味方に繋がってはいるのですが、一歩分受け手の選手の足元にズレてパスが通る、これはパラグアイリーグでも見受けられますが、日本がこれを見逃さずにきっちり奪い取れれば、ゲーム支配率はグンとアップし、日本のリズムで試合を運ぶ事が出来ると思います。
それではパラグアイのディフェンスラインから見ていきましょう。
センターバックのダ・シルバ(サンダーランド所属)が南米特有のタイトなマークと先程のマリーシア(ずる賢さ)を持っている嫌な選手です。本田選手はまともに勝負せずに逆にファールを自らもらいに行き、得意のフリーキックで勝負を仕掛けるのも面白いかもしれません。
中盤はべラ(リーガ・デ・キト=エクアドル所属)。スロバキア戦で先制点を上げた選手ですが、彼のダイアゴナル(対角な走り)な動きに対しどれだけ日本守備陣が対応出来るか。
日本にとってラッキーだったのがビクトル・カセレス(リベルタ所属)の出場停止。彼は日本で言う長谷部選手のような存在だったのでこの欠場は日本にとって有利に働くと思います。
最後にFW陣。
これは言うまでも無くサンタクルス。
重複しますが今大会慣れないトップ下でのプレーになってますが、知名度も抜群ですし、彼無しでは攻撃が成り立たないほどです。ここで注意して欲しいのが彼ばかりに気をとられない事。
アエドバルデス(ボルシア・ドルトムント)は今大会イマイチ調子が良くありませが、見た目も動きも一番ダイナミックです。両方の足でボールを操る為、守る側からしたらやりずらいかもしれません。
それとバリオス(ボルシア・ドルトムント)。彼はアルゼンチンからの帰化選手でアルゼンチン人特有のボールタッチを持っています。スロバキア戦のべラへのアシストなんかが良い例だと思います。予選最終戦はベンチスタートとなりましたが恐らく日本戦はバリオス、サンタクルス、アエドバルデスの3人で攻撃陣を形成してくると思います。
予選最終戦は攻撃陣がちぐはぐだったため、これが修正出来ない限り、日本の守り一辺倒の試合展開は無いと思います。
さて、日系ベルマーレ内での日本の評価ですが、これまた我らが日本代表への評価が高く、パラグアイ代表は負けるんじゃないかと話しています。一般人に話を聞いたところやはり日本の速さを警戒していました。
大丈夫、日本は予選3戦と同じことを繰り返すことが出来れば勝てると思います。私個人としては3-0で日本の勝利を予想してますが・・・。
以上
※写真は、パラグアイの現地新聞。「パラグアイ1位通過!」(上)、「頂上を見据えたビジョン」(下)という意味です。(共にスペイン語)
写真:重野邦四郎
