Bien Paraguay!!(いいぞ パラグアイ!!)06/24UP
パラグアイ時間の20日(日)朝7:30より行われたグループリーグ第2戦のスロバキア vs パラグアイ。結果はご存じの通り2-0で勝利。【ハイライト動画はこちら!】
得点後には歓喜の花火。そして試合終了後には得点時以上の、倍の花火。実を言うと、前回のこのコラムで紹介したサンタクルスの試合前の会見コメントと同じことを言っていたのが2点目を挙げたリベロス(ワールドカップ後にはサンダーランド<イングランド>へ移籍)。得点後のリベロスを捉えた映像で「パパー」と2回叫ぶ姿が映し出された瞬間は、パラグアイ中が歓喜に沸いた瞬間でもありました。さらに同日、時間差で行われたイタリアがニュージーランドと引き分けたため、パラグアイがグループ首位に立つというおまけ付き。グループリーグ最終戦(日本時間24日23:00)次第ではパラグアイにとってはワールドカップで初めての1位通過とあって、国民の期待は高まってきています。
しかし、一方では心配事が浮上してきているのも事実。それは、この2試合で得点を奪っているのがFWではないということ。2試合で3 得点と良い数字は出ていますが、期待のサンタクルスやバリオスが不発に終わっているのを、国内では問題視しています。
マルティノ監督は「確かにDF・MFが得点を挙げたが、そこまで心配することではないし、遅かれ早かれFWが得点をしてくれるだろう」と楽観的な発言をしています。そして次のニュージーランド戦へ向けての記者会見では「ニュージーランドの高さを警戒している」と話していました。高さ対策としてDFを入れ替えるか、そのままのメンバーでいくのかは未定だそうですが、「優先順位は勝利」とはっきりと宣言。日本と同様、引き分け以上で決勝トーナメントに進出が決定します。この場合、同時刻に行われているスロバキア vs イタリアでスロバキアが勝つと、パラグアイの1位通過が決定。日本がグループEを2位通過をした場合には決勝トーナメント1回戦でパラグアイと対戦します。
気の早いですが、日系ベルマーレのサテライトチームの監督に「一監督として、パラグアイ vs 日本の結果はどうなると思うか」とを尋ねたら、「日本が勝つかもしれないね」と言ってくれました。その理由として「日本はよく走るし、守備も攻撃も全体で連動しているから。その動きに、パラグアイは対応できないんじゃないか」ということでした。自分も日本が勝てるような気がしますが、勝ってしまうとチームメイトに何をされるかわからない...(笑)。対戦してほしくないというのが本音です。
日系ベルマーレの選手たちにも同じ質問をしてみたところ、「そんなのパラグアイが勝つに決まってるだろ!」と一喝されました...。
しかし、パラグアイにとって大事なのは明日の一戦。
明日の試合は、パラグアイ時間では朝10:00のキックオフ(日本時間24日23:00)。日系ベルマーレの練習時間も朝7:30開始予定だったのが7:00からに繰り上げになりました。いよいよ対戦モードに突入です。パラグアイの小学校では、授業をカットしてテレビ観戦するそうです。ちなみに、この分の補修の授業はなし。南米チック全開ですね!
さて、お隣・アルゼンチンとウルグアイは決勝トーナメント進出を決めました。
ウルグアイはグループAを1位通過という快挙。かつての英雄フランチェスコリも「1950年ブラジル大会以来の最高のチーム」と絶賛していました。
そして、アルゼンチン。驚きはパレルモ。彼は、なんでしょう! なんという運の持ち主! 残り10分の出場で1得点。彼いわく「予選のペルー戦で決めたゴールよりもうれしかった」とか。
最後にパレルモのお兄さんの話を紹介します。お兄さんは両親とともに南アフリカ入りしたそうですが、その時の飛行機の座席番号が18番。パレルモの背番号と同だったそうです。この時から、彼のゴールは約束されていたのかもしれませんね。
以上
写真:重野邦四郎
写真は、パラグアイの現地新聞。見出しはグアラニー語で「ワールドカップ史上最高のパフォーマンス」(上)、「ニュージーランドを捕まえた!」(下)という意味です。
