コラム

ワールドカップ南米通信

前回王者相手に痛い引き分け?!06/17UP

大会4日目でオープニングマッチを迎えたパラグアイ。結果は残念ながら1-1のドローでした。

アスンシオン市内のパブリックビューイングで観戦をしたかったのですが、この日はパラグアイ時間14時30分のキックオフとあって、12時過ぎから公共機関がストップ状態!特にバスの運行が休日のように1時間に2本位しか運行が無く、近くに住む日系ベルマーレの選手の家で観戦。普段は広場に人が集まってサッカーをしている光景が見れますが、この日はほぼ皆無。
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が、いざ試合が始まるとパラグアイのプレーに一喜一憂。隣の家からも大きな声のリアクションが聞こえたりして盛り上がる中、前半39分に得点すると、そこらじゅうで歓喜の花火!アスンシオン市内では(ほぼ国内全域及び南米全域)車がクラクションを鳴らしながら走行して得点を喜びますが南米ではこの行為は一般的なんだとか。
テレビの実況も「ゴ~~~~ル!」と絶叫。
しかし後半失点を食らうと「ゴル デ イタリア」(イタリアの得点)としんみりな実況。この辺が日本と違いますね。

国内の反応ですが、ディフェンディングチャンピオン相手に上出来のスタートを切ったとの見方が多かった反面、勝ち試合をミスで逃したとの報道も見受けられました。
やはり開幕戦での周囲の期待と緊張感を感じたと語ったのがヘラルド・マルティノ監督。が選手達が最後迄諦めずに戦ってくれたと前向きな発言をしていました。
選手たちも勝てはしなかったが価値あるポイントを得る事が出来たとの談話が多かったです。
次節はスロバキア戦。開幕戦で勝ち星を上げる事は出来ませんでしたが、ここで勝ち星を奪って一気にトーナメント進出に近づきたいところです。

さて同日に日本がカメルーンを破りましたね。翌日、日系ベルマーレの選手たちから「おめれとう!」「日本強いな!」と祝福されました。ある選手は日本はトーナメントに十分行ける可能性が高いとまで言ってくれました。日本人はよく走るし良いチームだと評価は高いですね。選手にも興味を持ったらしく本田は何処の所属だ?や本田の履いてるスパイクは幾らするんだ?等、段々と日本の事に興味を示してくれる人が日に日に増えて行きそうです。そのパラグアイサッカー協会が早くもW杯後の国際Aマッチの相手に日本を候補として考えてるそうです。是非W杯で良い成績を残して実現して欲しいです!

以上

写真:街中に掲げられていた大きな横断幕。FUERZA ALBIRROJA(FUERZA=がんばれ ALBIRROJA=アルビローハ、パラグアイ代表の愛称)と書かれていた。

"重野 邦四郎""しげの くにしろう"

1973年4月神奈川県生まれ。
兵庫県滝川第二高校卒。
1993~1997年、南米のウルグアイ、アルゼンチンにサッカー留学の後、2006~2007年はコーチ業を学ぶためにスペイン・マドリッドへ移り、地元クラブでアシスタントコーチを務める。昨年からは再び南米へと戻り、パラグアイリーグで活動する「日系ベルマーレ」(顧問には南米サッカー連盟<CONMEBOL>のニコラス・レオス会長)のフロントスタッフとなる。


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