コラム

ワールドカップ南米通信

地球上最大の祭典いよいよ開幕!06/13UP

さて、待ちに待ったワールドカップが始まりました。

隣国のアルゼンチンでは早くも月曜日から特番が始まり盛り上がりを見せています。パラグアイでは隣国のアルゼンチンのケーブルテレビを見る事ができ、時間体制で最新の情報を提供したり、現地に特派員を派遣したりと規模の大きさを伺えます。ここパラグアイでも時間は短いですが地上波で特番を放送するようになりました。

SH9_3368ss.jpgその記念すべきアフリカ大陸初のワールドカップのオープニングデイを戦ったのがウルグアイ。

結果はフランス相手に予想通りの引き分け。ウルグアイは守って一気にカウンターに出る形で攻撃を仕掛けましたが決定機を作れず、逆に退場者まで出してしましました。過去ウルグアイはダーティーなイメージがあり今回も残念ながら大会初の退場者を出してしまいました。しかし、ウルグアイにとっては幸先の良いスタートと言って良いでしょう。タバレス監督も内容には満足していないが結果には満足してるとのこと。次節は地元南アフリカ戦で条件的に厳しい戦いが予想されてますが既にベースキャンプ地に戻り練習を開始し次節に備え始めました。

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そして大会2日目に開幕戦を迎えたのがアルゼンチン。試合当日アルゼンチンはあいにくの雨日でしたが、ブエノスアイレス市内のパブリックビューイングにはたくさんの人が集まりました。結果はご存じの通りアルゼンチンの勝利。マラドーナ監督のワールドカップデビューを勝利で飾ることができ、無難なスタートを切りました。

そのマラドーナ監督の現役最後の代表戦が94年ワールドカップ・アメリカ大会のナイジェリア戦。そしてワールドカップ監督デビューが今回のナイジェリア戦。なんだか因縁を感じますね。

ナイジェリア戦の国内の反応ですが、代表のテクニカルディレクターのビラルドもマラドーナの試合の進め方を非常に高く評価し、交代もパーフェクトだったとコメントを出しました。
その試合を決めたのはエインセ。国内ではメディアをはじめファンの間でも不要論がありましたが、地元紙では「グランドでその不要論を覆した」と出ていました。と言うのも、試合後の記者会見場を素通りしたためで、、これは彼なりのグランド内で結果を出すこと、そして監督はじめ選手たちから信頼を得ているところを意思表示したかもしれませんね。
ただ気になるのが、チームとして決定力不足を露呈してしまったこと。今大会の出場国の中では最高の攻撃陣を誇るアルゼンチンですが、この試合では決定機は作るものの最後は決めきれずに辛勝といった感じ。もっとも、この試合のベストプレーヤーはナイジェリアのGKビンセント・エニェアマだったので致し方ないですが。

次回は、いよいよパラグアイの登場です。奇しくも日本と同日に開幕を迎え、イタリアと対戦します。パラグアイ国内ではかなり勝算が高いと予想されています。

オスカル・カルドソの怪我の回復が予想以上に遅れたため、選手の入れ替えの可能性もありましたが、ここにきて万全の体調であることを示しました。ヘラルド・マルティノ監督は既に先発メンバーを決めてる様子ですが、ロケ・サンタクルスを外しネルソン・アエドバルデスとルーカス・バリオスのボルシア所属コンビになりそうです。
そして、大事なのはミスをしないこと。イタリアのようなチーム相手だとそのミスが命取りになりかねないし、デフェンシブな試合になるだろうとヘラルド・マルティノ監督は記者会見で語っていました。
また、かつての英雄チラベルトも、イタリアは既にピークを過ぎた選手が多いこと、パラグアイのFWはスピードがあることをあげて、パラグアイが勝利するだろうと予想をしてます。
いずれにせよこの2チームが決勝トーナメントに進む可能性が高いため、注目の一戦になりそうです。

以上

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写真(C)Agence SHOT

ウルグアイ vs フランス:ハイライト動画
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"重野 邦四郎""しげの くにしろう"

1973年4月神奈川県生まれ。
兵庫県滝川第二高校卒。
1993~1997年、南米のウルグアイ、アルゼンチンにサッカー留学の後、2006~2007年はコーチ業を学ぶためにスペイン・マドリッドへ移り、地元クラブでアシスタントコーチを務める。昨年からは再び南米へと戻り、パラグアイリーグで活動する「日系ベルマーレ」(顧問には南米サッカー連盟<CONMEBOL>のニコラス・レオス会長)のフロントスタッフとなる。


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